こんにちは、속초어때 (Sokcho Eottae)です。秋夕(チュソク)の連休が明けて最初の月曜日、午前3時です。束草(속초)の空は晴れ、気温は19度です。日中の最高25度、夜の最低18度と寒暖差は7度ほどで、降水確率は9%です。連休中に雨が多かったことを思えば、ずっと穏やかな一週間の始まりです。
連休が終わると、束草を訪れる方から最も多く寄せられる質問は「紅葉はいつ行けばいいですか?」です。山林庁が9月22日に発表した「2026年 朝鮮半島紅葉見頃予測マップ」にその答えがあります。雪岳山(설악산)の紅葉の見頃予想日は10月20日(火)で、今年全国で最も早い日です。今日から数えるとちょうど22日。今日はこの数字をどう読めばよいのか、そしてそれまでの間に束草で何を準備すればよいのかをまとめてお伝えします。
雪岳山は10月20日、ほかの山より1週間以上早い
山林庁の予測による主な山の見頃予想日は次のとおりです。
- 雪岳山:10月20日(火)
- 俗離山(속리산):10月28日(水)
- 内蔵山(내장산):11月4日(水)
- 漢拏山(한라산):11月6日(金)
雪岳山と俗離山を比べるだけでも8日の差があります。紅葉は気温が下がる順に、北の高い山から始まって南へと下っていきます。雪岳山は緯度が高く、1,700mを超える峰があるため、毎年いちばん先に色づきます。山林庁は、今年の紅葉は10月初めに江原道北部の山地から色づき始め、中部・南部へと広がると見込んでいます。全国の見頃は直近5年の平均より0.8日ほど遅いと見ているので、大きく早くも遅くもない、平年並みの年に近いといえます。
今回の予測は、2009年から全国の公立樹木園などで蓄積してきた植物季節の観測データと、国立山林科学院の山岳気象観測データをあわせて反映して作成されました。今の天気だけを見て見当をつけたものではなく、長期観測に基づいた予測だということです。
同じ雪岳山でも、木によって日付が違います
予測マップで見落としがちなのが、樹種別の見頃日です。雪岳山全体の見頃は10月20日ですが、ナラ類は10月25日(日)に見頃を迎えると予測されています。カエデのように赤く燃える木が先に見頃を迎え、茶色や黄金色で山の斜面を覆うナラが5日ほど遅れて続くというわけです。
ここに標高差も加わります。大青峰(대청봉)・中青(중청)のように1,500mを超える稜線は10月中旬にはすでに見頃を過ぎていることが多く、旅行者が多く歩く小公園(소공원)・飛仙台(비선대)・千仏洞渓谷(천불동계곡)のような低い谷は、10月下旬になってようやく渓谷全体が色づきます。そこで、日付を次のように分けて考えるのがおすすめです。
- 稜線縦走・大青峰登山:10月第2週~20日前後。山頂部の紅葉は早く来て早く散ります。
- 飛仙台・新興寺(신흥사)・小公園の気軽な散策:10月20日~25日前後。ナラの見頃と重なる週末が無難です。
- ケーブルカーで権金城(권금성)だけ往復:20日前後の平日。週末は乗車待ちが長くなります。
「初紅葉」はもう始まっています、ただし意味を知ってからご覧ください
山林庁によると、今年の初紅葉は9月14日、麟蹄(인제)の点鳳山(점봉산)山林遺伝資源保護区域で、市民の観測により記録されました。点鳳山は雪岳山国立公園の南、南雪岳(남설악)に連なる山です。束草から近い山で、すでに1か月前に赤い葉が初めて確認されたということです。
ただし「初紅葉」という言葉に期待をかけすぎると、がっかりするかもしれません。一般に、山全体の20%ほどが色づくと初紅葉、80%ほどが色づくと見頃と呼びます。初紅葉のニュースが出てすぐに来られると、たいていは緑の山にところどころ赤い葉が混じった風景を目にすることになります。写真で見た「燃える雪岳」をお望みなら、初紅葉のニュースからふつう2~3週間後を狙うほうが確実です。
秋夕の連休は終わりましたが、10月にも連休があと2回あります
今年の10月のカレンダーを見ると、紅葉の見頃の前に休みがあと2回あります。
- 10月3日(土)開天節 ~ 10月5日(月)振替休日:3連休です。この期間、束草市内では第61回雪岳文化祭(10月2~4日、エキスポ芝生広場・설악로데오거리 (Seorak Rodeo Street))が開かれ、3日の午後2時と5時にはロデオ通りでパレードがあります。4日の夜には閉幕式と花火が続きます。
- 10月9日(金)ハングルの日:金・土・日の3日間休める週末です。
どちらの連休も、雪岳山の見頃より少し早めです。そのかわり山の上のほうは色づき始め、市内では祭りと青草湖(청초호)菊花展(9月30日~11月8日)が真っ盛りの時期です。山の上は初秋、市内はお祭りムードだということを知ったうえで来られると満足度が高まります。見頃だけを狙うなら、10月19日(月)~23日(金)の平日に有給休暇を取る方法が最も空いています。見頃のころの週末である10月24~25日は、連休に劣らず混雑すると考えておいたほうがよいでしょう。
紅葉シーズンの雪岳山、こう回れば苦労が減ります
連休期間中の속초어때の混雑度集計では、新興寺(雪岳山)、大浦港(대포항)展望台、青草湖などが続けて「混雑」以上となりました。今日の未明時点でも新興寺は「混雑」となっています。紅葉シーズンにはこれよりはるかに人が集まります。いくつか押さえておくだけでも、体感は大きく変わります。
- 小公園駐車場は朝8時前の到着が目標です。紅葉シーズンの週末には午前中に駐車場が満車になり、설악산로 (Seoraksan-ro)に車が長く連なることがよくあります。束草市内に車を置いて市内バス7番・7-1番に乗れば、小公園の前まで直行できます。
- 登山道ごとの入山締切時刻を確認してください。雪岳山は入山時間指定制を運用しており、大青峰方面など長距離コースは決められた時刻以降は入山できません。国立公園公団のウェブサイトでコースごとの時間を事前にご確認ください。
- 寒暖差に備えた上着は必須です。今日の束草市内でさえ最低18度、最高25度ですが、1,000m以上に登ると気温が大きく下がり、風も強くなります。10月中旬の稜線では、明け方に一桁の気温も珍しくありません。
- 日が早く沈みます。今日の束草の日の出は06時18分、日の入りは18時14分です。10月3日には日の入りが18時06分まで早まり、山の中の渓谷はこれよりずっと早く暗くなります。午後遅くに始める登山は避けたほうが安全です。
束草の住民の方は平日の朝を狙ってみてください
住民の皆さんには少し違う方法をおすすめします。外からの車が集中する週末ではなく、平日の早朝に小公園と飛仙台の区間だけをひと回りしてくれば、出勤前後の2~3時間で見頃の紅葉を静かに楽しめます。10月20日前後の平日の朝、飛仙台までは往復2時間かからない平坦な道なので、負担も少なめです。
そして紅葉シーズンは、地元のお店にとって秋夕に次ぐかき入れ時です。학사평 순두부촌 (Haksapyeong Sundubu Village)や雪岳洞(설악동)の食堂街はお昼ごろに待ち時間が長くなるので、住民の皆さんは11時前か午後2時以降に時間をずらすと、お互いに快適です。
今日の束草の海と道路の状況
山の話ばかりでしたが、今日は海もよい状態です。水温は23度、波の高さは0.4mで穏やかです。ただし海水浴場はすでに閉場していてライフガードがいないので、海に入るのは控え、散策と写真撮影だけでお楽しみください。進入道路は미시령로 (Misiryeong-ro)(ソウル方面)、동해대로 (Donghae-daero)(海岸・市内)、설악산로(雪岳方面)の3か所とも順調と推定されます。連休のUターンラッシュがすべて抜けた後なので、今週の平日は雪岳洞へ向かう道も空いていると見られます。今が紅葉前の「静かな雪岳」を見られる最後の1~2週間です。
ひと目でわかる雪岳山紅葉カレンダー
- 9月14日:麟蹄の点鳳山で今年の初紅葉を市民が観測
- 10月初め:江原道北部の山地から色づき始め(山林庁の見通し)
- 10月2~4日:第61回雪岳文化祭
- 10月3~5日:開天節の連休(5日は振替休日)
- 10月9日:ハングルの日、金曜日からの連休
- 10月20日(火):雪岳山の紅葉見頃予想日
- 10月25日(日):雪岳山のナラ類見頃予想日
予測はあくまで予測なので、これからの3週間の気温によって数日早まったり遅れたりすることがあります。속초어때でも、日付が近づいたら雪岳山の現地の状況を改めてお伝えします。
今日は秋夕の連休が明けた束草から、雪岳山の紅葉の見頃時期と日付別の旅行プランをご紹介しましたが、お役に立ちましたか?次回もさらに役立つ情報をお届けします。




